2016年6月4日 エキスポフラッシュフィールド
         
 6月4日、第46回関西大会の2回戦。対戦相手は昨年の秋季大会で激戦の末、苦杯を喫した強敵、立命館守山高等学校。
試合開始1時間前、いつも通りのウォーミングアップを行うSAINTSのメンバーからは、チーム一丸となって試合に臨む力強さが感じられた。
 SAINTSのキックオフで試合開始。1Qを0−0で終え、2Qではゴール前2YDから3dダウンに相手にTDを許しリードを奪われる。
前半は0−7で終了したが、立命館守山高等学校の強力なDLにSAINTSのオフェンスが封じられ、相手QBの鋭いパスと重量感のあるランに
鉄壁を誇るSAINTSの守備陣も苦しめられ、点差以上に押され気味の展開となった。
 後半に入り、SAINTSは見事に修正。3Qで攻撃陣は#59中村君を中心とした固いOLのパスプロテクションでQB#8佐々木君から
WR#1大村君へのパスからそのままTD、1年生キッカー#84古河君のPATも成功して同点。
守備陣は相手のランを封じ込み3Qを7−7で終了し、勝負は4Qへ。
 ゴール前から2年生RB#45小西君が持ち込んで逆転のTD、キックも決まりSAINTS14−7リード。ところが、KCから相手にロング
リターンを許し、そこからTDを奪われ14−14と再び同点。
 ここからSAINTSは2年生RBコンビの#21中作君と#22浜野君のラン、QB#8佐々木君からエースWR#1大村君へのパスから激走の
ロングランで逆転のTD、キックも決まりSAINTS21−14と再びリードを奪う!ここから緊迫の展開、昨年秋の激戦の記憶も蘇る。
相手のオフェンスではDB#2福山君が見事にパスカット、RB#4久門君のQBサックで必死の防戦。すると攻撃陣が相手陣内に攻め込み、
#84古河君の30YDの見事なFGを決めて3点を追加し24−14!この3点が重く相手にのしかかる。KCから再び相手にロングリターン
を許しゴールに迫られる苦しい展開となったが、DL#69小村君、LB#9川崎君を中心としたSAINTSの守備陣が防ぎ切り、24−14で
SAINTSが勝利、見事に昨年秋の雪辱を果たした。
 3年生の多くを故障で欠く中、1,2年生の成長が目覚ましく、まさにチーム一丸となり気持ちで相手を圧倒した結果が実を結んだ。
一方、立命館守山高等学校も個々の身体能力が高いチーム、秋の大会では必ず強敵となるであろう。
 次回、東海1位の海陽学園との対戦では相手の戦術に動じることなく、チーム一丸で戦い切ればその先の大きな目標が達成される日も近い。
引き続き、SAINTSへの応援よろしくお願い致します。

     
   
   
     
     
       
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