2017年11月12日 王子スタジアム
決勝トーナメント
 
     
VS 関大一高 
   

全国大会関西トーナメント準決勝、勝てば決勝進出が決まる大切な一戦が、王子スタジアムで行われました。

対戦相手は大阪2位の関大一高。SAINTSのレシーブで試合開始。

 

 SAINTSオフェンスのファーストシリーズ、#80三上へのパス、#21中作のラン、#11平尾のキープ等でリズムよく前進。

21中作が25YDのビッグランを決め、敵陣15YDまで押し込みます。その後、TDは奪えなかったものの、#9古河のFG3-0と先制、

幸先の良いスターを切ります。

攻守代わって、次はディフェンス陣が見せます。自陣48YDからの相手のロングパスを#2福山が見事にインターセプト!すぐさま攻撃権を

奪い返します。1Qからリズムを掴んだと思われた、直後のオフェンスファーストドライブで、
21中作がランプレイで痛恨のファンブル。

相手にリカバーを許し、1プレイで攻撃権を失ってしまいます。



 2Q
に入り、相手オフェンスの左右からのランと縦パスにディフェンス陣が苦しめられます。徐々に自陣に押し込まれ、
FGを許し3-3

同点にされてしまいす。リードを取りたいSAINTSオフェンス陣、#75小林がしっかりブロックした後ろから、
11平尾が#82佃に

28YD
のミドルパスをヒット!そのまま#82佃がエンドゾーンに走り込み待望のTD
PATも決まり10-3と再びリードを奪います。

ここで波に乗りたいSAINTSですが、自慢のディフェンス陣が抑え込まれます。TD直後のシリーズ、相手の34YDロングパスなどで、

自陣22YDまで前進を許すと、ショートパスとランでTDを奪われ10-10とされたところで前半終了。



 3Q
、激しい主導権争いのなか、#3石本のブリッツなど単発的にディフェンスの良いプレイは出るものの、徐々に相手の攻撃に

対応が遅れ出し、自陣28YDからTDパスを決められ、遂に10-17と逆転を許してしまいます。ここで引き離されたくないSINATS

重量OL陣のブロックの間を#21中作がすり抜ける25YDのナイスラン、#11平尾からの
33YDのロングパスを#80三上が

スーパーダイビングキャッチするなどで、一挙に敵陣7YDまで押し込みます。

 

 しかし、エンド代わって4QSAINTSはフレッシュを取れずにFGへ。ここは#9古河が落ち着いて決めて13-17と詰め寄ります。

何とか流れを引き寄せたいSAINTS、直後の相手の攻撃で投じられたショートパスを、#36北田がインターセプト!

1プレイで攻撃権を奪うと、今度はオフェンス陣が#21中作のランや#11平尾→#7塚崎へのパスで、敵陣28YDまでリズムよく前進します。

逆転を目指すSAINTSは、#65牛尾、#54石田、#55金城、#75小林、#52牧野のオフェンス陣が
見事なブロックで中央に作った

スペースに#11平尾がスクランブル。敵陣10YDまで走り込むも、ダウンの際に痛恨のファンブル。
相手にリカバーをされ攻撃権を

失ってしまいます。
再三チャンスを作るも、あと一歩でTDが奪えないSAINTS。ディフェンス陣にも焦りからか相手の攻撃への対応が遅れ、

あっという間に自陣5YDまで前進され、最後は中央へのTDを許してしまいます。PATは外れ13-23残り時間258秒、逆転を信じ、

最後まであきらめずに攻撃を仕掛けるSAINTS
4thダウンギャンブルなど、ギリギリでフレッシュを重ね敵陣46YDまで前進するも、

11平尾→#7塚崎へのパスを
インターセプトされ万事休す。最後は相手にニーダウンで時間を消化され試合終了。

 

 創部以来、一番クリスマスボウルに近いといわれ、悲願の日本一を目標に挑んで来た2017SAINTSでしたが、

関西トーナメント準決勝敗退という結果で幕を閉じました。

しかし、今年のSAINTSは、兵庫県春大会初優勝、春関西大会初優勝、全国大会秋兵庫県大会二連覇と、数々の偉業を打ち立て、

我々の期待以上に躍進し、選手たちは大きな成長を見せてくれました。今、SAINTSは確実に一歩一歩成長を続けています。この成長は、

2018年新生SAINTSに引き継がれ、先輩たちが成し得なかった夢を、
必ず実現してくれると信じています。

 

 また、これらの結果は、櫻間先生をはじめとする先生の皆様、安田コーチをはじめとする学生コーチの方々、マネージャーの皆さんの

サポート、チア部の皆さんとOBの方々の応援、そして保護者の皆様の支えとご尽力があったからこそ
達成できたものと思っております。

1年間、誠にありがとうございました。この場を借りまして感謝とお礼を申し上げます。

 

3年生はこれで引退となります。

 

各々、進む道は異なるかもしれませんが、このSAINTSで培った全てを胸に、新たなステージへ“羽ばたけ!我らがSAINTS!!