全国大会関西決勝トーナメントが王子スタジアムで行われました。SAINTS初戦の相手は広島1位の崇徳高校。
SAINTSのキックで試合開始。開始早々、SAINTSのキックを相手リターナーに89YDのビッグリターンを許してしまいます。
#9古河が辛うじて自陣15YDで止めるも、失点止む無しのまさかの立ち上がり。一気に緊張がマックスになるSAINTSですが、ここはDFが踏ん張り
相手オフェンスを完璧に抑え込みます。4thダウンでFGを選択した崇徳でしたがスナップミス。相手のミスにも助けられ、このピンチを無失点で
切り抜けます。攻守代わってSAINTSオフェンスの1stシリーズ。#55金城#52牧野#75小林#65牛尾#54石田の重量オフェンス陣が、
相手ディフェンスをしっかりブロック。#21中作#22浜野#29福田のランと#11平尾→#88好井へのパスで、リズムよく敵陣10YDまで攻め上がり、
最後は#21中作が中央から右に流れて先制のTD。PATも決まり7-0とします。ディフェンス陣も相手に仕事をさせない完璧なプレイを見せ、
相手オフェンスにフレッシュを許しません。相手のミスPTもあり、再び敵陣21YDの好位置から攻撃権を得ると、今度は#22浜野が相手をかわして
技ありのTDラン。#9古河もPATを決めて14-0と追加点を奪います。
第2Qに入ってもオフェンス陣のリズムのいい攻撃は続き、#21中作のビッグランや#18穴田→#86三上へのパス等で敵陣20YDまで前進。
TDはとれなかったが、向かい風の中#9古河が難しいFGを決めて17-0と点差を広げます。その後、立ち上がりから何度か決められていた
相手RBの素早い縦へのランに苦戦、ジワリと自陣30YDまでお押し込まれます。しかし、ここも最強ディフェンス陣が再び見せてくれます。
まず、#4久門が10YDロスを奪うQBサックを見せると、スナップミスを相手QBがファンブル、そこにしっかり詰めていた#71横井が拾い上げ
53YDを走り抜くファンブルリカバーTD!!24-0で前半を終了します。
第3Qには、#44舛谷のPTを#5M田がエンドゾーン手前1YDで抑え込むナイスプレイ。その後の相手オフェンスをディフェンス陣が封じ込め、
エンドゾーンからの苦しいPTに追い込むと、そのPTを敵陣33YDでキャッチした#82佃が、#36北田のナイスガードに助けられ、左隅に
PTリターンTD。31-0とします。しかし、前半から苦しめられていた相手の中央への縦のランに対しついに突破許し、54YDのTDランを献上、
31-7とされます。
第4Q、#4久門のナイスタックルが相手QBにヒット、ファンブルしたボールを#58鈴木が拾い上げ22YD前進。敵陣33YDまで持ち込み、
流れを相手に渡しません。するとオフェンス陣が#29福田の23YDランで敵陣10YDまで進み、最後は#12新井が右後方に下がりながらの難しい
パスを#82佃に決め38-7と再び引き離します。直後のシリーズ、ディフェンス陣がフレッシュ許さず相手の攻撃を早々にPTへ追い込むと、
そのPTを#31狩野が左サイドを駆け上がる40YDのPTリターンTD!その後は#12新井のファンブルがあったものの、ゲームを上手く
コントロールして45-7で試合終了。準決勝進出を決めました!
攻守共に力が発揮でき、点差のついた試合ではありましたが、新たな課題も多く見つかった試合内容でした。次戦は大阪2位の関大一高。
決してこの試合結果に奢ることなく、一瞬の隙をつかれないよう集中力を高め、まずは決勝進出を決めてくれる事を信じています。
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