いよいよ11月を迎え、SAINTS発足時からの目標であるクリスマスボウルを目指した秋季大会全国選手権が始まりました。

全国各地の予選を勝ち抜いてきた精鋭20チームによるトーナメント方式です。1回戦、中学時代から何度も対戦している

京都滋賀代表の同志社国際との対戦が、エキスポフラッシュフィールドにて行われました。

　第1Q、＃23大竹のキックオフで試合開始。まずはSAINTSディフェンス、相手はファーストシリーズからスペシャル

体系からのプレーを選択するなど、ランプレーで自陣35YDまで攻め込まれます。しかしここでビッグプレー、＃79柏木の

QBサックでファンブル、これを＃90深尾が抑え見事ターンオーバー。続いてSAINTSオフェンス、＃29福田の10YDラン

でFD獲得するも、次プレーで今度はSAINTSが痛恨のファンブル。これが全国大会初戦の緊張感なのか、お互い思うような

プレーができません。その後＃99石井のナイスタックル等で相手攻撃をスリーアンドアウトに抑え、自陣18YDからの

SAINTSオフェンス。＃12新井→＃83岡部への10YDパス、＃22木﨑への5YDパス、＃5門山の15YDナイスランなどで

敵陣32YDまで攻め込み、ここで第1Q終了、0-0。

　第2Q、敵陣32YDからの３rdD。エンドゾーンへのロングパスを投じるも惜しくも失敗、パントを選択し攻守交替。続いて

SAINTSディフェンス、相手のランプレーを止めきれずTDを許します。PATは失敗、0-6。前半終了まで残り1分、SAINTS

オフェンスは得点を狙い果敢に攻めます。＃12新井→＃85今井への12YDパス、＃87東への16YDパス成功で、敵陣25YD

まで進出しますが、時間が足りずここで前半終了、0-6。

　第3Q、自陣28YDからのSAINTSオフェンス、＃12新井→＃87東への16YDパス、＃31狩野の10YDランなどで敵陣

まで進出。一度はパントになるものの、次の相手攻撃を＃23大竹のナイスタックル等で、スリーアンドアウトに抑え、再び

敵陣47YDからのSAINTSオフェンス。ここから＃29福田、＃31狩野のナイスランが立て続けに決まり、ゴール前2YDへ。

最後は＃5門山の中央へのランで待望のTD、＃1本田がPATをきっちり成功させ逆転、7-6で第3Q終了。

　第4Q、＃23大竹のナイスキックオフがあり敵陣1YDからのSAINTSディフェンス。残り時間10分、ここから我慢の時間

が続きます。これまでランプレー中心だった相手がここでパス攻撃を繰り出します。ミドルパス・ロングパスを立て続けに決め

られ自陣内まで進出されます。その後４thD6に追い込みますが、ここでもパスを通されFDを許してしまいます。

エンドゾーンを狙ったロングパスは＃4新井のナイスカバーで阻止するも、ランプレーでゴール前まで攻められ残り時間3分、

ゴール前5YDからの4thD1、一度はFGの構えを見せるもタイムアウト終了後プレーを選択。運命のギャンブル、ここまで

何度もゲインを許した右オープンへのラン攻撃、これを＃90深尾が値千金のナイスタックルで止めます。このままSAINTS

オフェンスがランプレーで時間を消化しタイムアップ。7-6で試合終了。

次戦は2回戦、大阪2位の強豪関大一高との試合が神戸王子スタジアムで行われます。目標のクリスマスボウルまであと

3勝、これまでの3年間積み上げてきたものをすべて発揮できるよう、選手一丸となって一戦一戦を大事に戦ってほしいと

思います。今後も引続きSAINTSにたくさんの応援を頂けますよう、よろしくお願いいたします。