初夏を思わせる暑さの中、負けたら終わりの春季大会・兵庫県トーナメント準決勝VS星陵が、今春リニューアル

された関西学院第3フィールドにて行われました。昨年春苦杯を喫した星陵高校との試合、くしくも同じ準決勝・同じ

日時・同じグラウンドでの対戦となりました。フィールド内の選手たち・コーチ陣の方々、応援スタンドの保護者の皆様

・OBの皆様方からも、ひしひしと緊張感が渦巻く中、試合開始を迎えました。

SAINTS＃99石井のキックオフで始まった第１Q。いきなりラテラルを見せられるもリターンは許さず、その後お互い

攻めきれず静かな立ち上がり。しかし試合開始5分過ぎ、ロングパスを通されそのまま独走TDを奪われます。TFPは

＃79柏木のブロックで防ぎますが、0-6と先制を許してしまう展開。

試合開始早々重苦しい雰囲気となりましたが、ここからSAINTSオフェンスが、入念に準備してきた練習の成果を発揮

してくれます。自陣35YDからのオフェンス、＃50西山・＃52鈴木・＃66山岸・＃68新井・＃79柏木らの強力OL陣

のブロックもあり、＃29福田の中央をつく15YDラン、＃31狩野の華麗なカットバックによる20YDランなどでFDを

重ね、敵陣24YDから＃12新井→＃80三上への15YDパス成功。最後も＃12新井→＃80三上へエンドゾーン左隅への

TDパス成功。＃1本田のTFPも決まり逆転、7-6で第１Q終了。

　第2Q、SAINTSオフェンスの勢いは加速し、自陣45YDから＃12新井のQBキープで25YDロングゲイン、＃29福田

・＃31狩野のナイスランでゴール前5YDまで前進。最後は＃31狩野のTDランが決まり、＃1本田のTFP成功、14-6。

SAINTSディフェンス陣も先制TDを許して以降は、＃67小山・＃79柏木らのDL陣の奮闘、＃3堀江・＃90深尾・

＃99石井らLB陣のロスタックル、＃2藤沢・＃4新井らDB陣のパスカット等により、相手に隙を全く見せずFDを与え

ない素晴らしい内容。

続いてのSAINTSオフェンス。＃5門山の15YDラン等でゴール前まで攻め込み、最後は＃99石井の中央３YDランでTD。

＃1本田のTFP成功、21-6。

前半終了間際、またもロングパスを決められそのまま独走されると思いきや、＃2藤沢がゴール前5YDでナイスタックル。

TDを阻止し、このまま前半終了。

　第３Q、引続きオフェンス・ディフェンス陣とも好調をキープ。＃29福田のナイスリターンで敵陣48YDから＃12新井

→＃80三上へのパス、＃31狩野のランでFD。敵陣25YDから＃12新井のQBキープでTD。＃1本田のTFP成功、28-6。

　第4Q、＃5門山・＃29福田のナイスゲイン、4thDギャンブルも＃12新井→＃87東へのパスが決まりFD。敵陣21YD

から＃5門山のランが抜けTD。＃1本田のTFP成功、35-6。

その後、＃10岡村のインターセプトも飛び出し、＃8柴原→＃80三上、＃87東へのパス成功、＃5門山のナイスラン、

最後は敵陣20YDから＃8柴原→＃80三上へエンドゾーン右隅へのTDパス成功。＃1本田のTFP成功、42-6。

この日＃1本田のTFPが6本中6本成功と安定感抜群。その後、相手に2TDを許すも42-20で試合終了。

無事昨年の雪辱を晴らすことができ、関西大会出場権を獲得できました。次戦は兵庫県1位の座をかけてライバル関西

学院と激突。2017年春・兵庫県大会で先輩達が成し得たあの栄光を再び勝ち取ってくれると期待しています。