ジュニアセインツは、新チーム初となる公式戦が開催され、見事初勝利を飾ること出来ました。
コンディションは、最高気温32℃の予想を上回るほど、5月としては異例の熱さ、そして無風の中、壮絶な試合が繰り広げられました。

～前半～

コイントスにより、啓明後半のリターンを選択。カバーは啓明グランド南→北方向。K＃21の奥村のキックで試合開始。

【第1Ｑ】

兵庫ストークス（以下、兵庫）、自陣10ヤード付近より攻撃、スリー＆アウト、FDとれずパントの選択。
その後、両校ともフレッシュが取れず、攻守交代が繰り返される。

【第2Q】

均衡を破ったのは、第2Q啓明の攻撃。自陣35ヤード付近から、ファーストダウン10、RB＃28稲原が左オフタックルを突き、約８yds
のゲイン。セカンドダウン２から、QB＃18並が右のリードOPをキープ、右OPENに展開し約60ydsを独走しタッチダウン。TFPは失敗。
6-0で啓明が先制。

次に試合が動いたのは、兵庫の攻撃。自陣45yds付近からセカンドダウン12、右のショートパスをDB＃21奥村がインターセプト。
そのまま約45ydsを独走しエンドゾーンに持ち込むも、反則により惜しくもTDは無効。攻守交替は成立。

敵陣45yds付近より、そこから啓明の攻撃。セカンドダウン10から、RB＃0木田、QB♯18並の好走によりフレッシュ、敵陣30yds
付近にせまる。しかしフォースダウンに追い込まれギャンブル、QB＃18並がスクランブルから左OPENを突き、約30ydsを独走し
タッチダウン。TFPは失敗。12-0で啓明がリードを広げる。

第2Q残り時間僅かで、兵庫KRのあと自陣35yds付近より反撃。サードダウン12からのロングパスを、兵庫TEにキャッチを許し、
そのまま独走タッチダウン。TFPは失敗するも一本かえされ、12-6。前半終了。

～後半～

【第3Ｑ】

最初の兵庫の攻撃。敵陣45ydsからセカンドダウン13yds、約25ydsのロングパスを許し、一気にゴール前20yds
まで攻め込まれる。更に、左サイドパスを2回連続で通され、兵庫タッチダウン。2ポイントコンバージョンは、右サイドのパスを
DB＃48牧の好守によりカット。しかし、12-12に追いつかれる展開となる。

【第4Ｑ】

啓明反撃を試みるも、フォースダウン５に追い込まれ、パントの選択。P＃13永田の好パントも、ゴール前25yds付近までリターンされる
逆転のピンチ。その後、兵庫のパスアタックでゴールを脅かされるが、相手のミスにも救われ何とか追加得点を阻む。

啓明自陣10yds付近より再び攻撃。セカンドダウン10、QB＃１中山から、ＷＲ＃81善積へのパスが連続で成功。自陣45ydsまでドライブ
するも、フォースダウン5に追い込まれパントの選択。P＃13永田の好パントにより敵陣20yds付近まで陣地を挽回する。

その後の兵庫攻撃。セカンドダウン10、DL#69福島の好ラッシュによりQBサック、更に相手ＱＢがファンブルしたボールを、
DT＃65加藤がリカバー。一気にゴール前10yds付近からの攻撃チャンスを得る。反則５yds罰退により、ゴール前15ydsより
ファーストダウン。RB＃27端の好走、QB＃１中山から、ＷＲ＃81善積へのパスなどでゴール前5ydsに迫るも、フォースダウンに
追い込まれ、フィールドゴールを選択。しかし、キック失敗。決勝点が奪えず。

その後、兵庫自陣20yds付近より攻撃するも、啓明の好守に阻まれフォースダウンでパントを選択。兵庫のパントをＤE＃池田が密集を
中央から抜け出し好ブロック、啓明がおさえ、ゴール前13ydsからの攻撃チャンスを再び得る。試合終了まで残り時間僅か。

啓明の攻撃、フォースダウン12に追い込まれるが、QB＃１中山から、ＷＲ＃81善積へのパスが成功、
土壇場でゴール前3ydsのＦＤを獲得。

ファーストダウンtoゴール、OL#69福島＃50池田＃58原＃65加藤＃63西川、RB＃8上坂らがブロックで兵庫を押し込み、RB＃27端が
中央を突進し、勝負を決めるTD。TFPは失敗も18-12と再びリード。この時点で残り時間6秒。

残り時間1秒から、兵庫最後の攻撃、パスを試みるもDB#15吉原がインターセプト。試合終了。

主力選手が異常な暑さで満身創痍となる中、チーム全員の力で勝利をもぎ取った素晴らしい試合でした。兵庫ストークスの皆さんも、
過酷な条件下、少ない人数で善戦されましたことに、改めて敬意を表したいと思います。

次の試合は、6月12日（日）：関学第3フィールド　15：30キックオフ

対戦相手はジュニアインパルスです。引き続き、応援よろしくお願い致します。