2022年度第9回関西中学アメリカンフットボール選手権 |
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2022年10月30日 試合会場:啓明グランド 13時30分キックオフ |
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2回戦 VS 立命館宇治中学 | |||||||||||||||||||||
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初戦の高槻中学校戦の不戦勝から迎えた2戦目、冬の気配を感じる晴天で試合日和となりました。 個人能力・豊富なサイズを併せ持つ選手を多く要する立命館宇治を迎え、春シーズンの敗戦を糧に成長した啓明学院は、 各選手が輝きを放ち躍動しました。 結果は惜敗となりましたが、次戦からのトーナメントでのパフォーマンスに期待を持てる内容となりました。 〜前半〜 コイントスにより、立命館宇治(以下、立命館)が後半リターンを選択。啓明リターンで試合開始。 立命館K#7のタッチバックとなるキックで試合開始。 【第1Q】 自陣25ydより攻撃開始、啓明オフェンスはファーストプレーは僅かなゲインに抑えられたものの、続くパスプレーでQB#18並が右サイドへロールしながらの ランニングパス、WB#21奥村への約20ydのパスを成功させ前進する。その後はサイズのある立命館DLのパスラッシュに苦しみ、攻守交代となる。 立命館オフェンスはQB#4を中心に多彩な攻撃を展開。#25・#10を使ったプレーでじわじわと攻め込まれる展開となるが、LB#27端のパスカバー、 SF#18並のランカバーでパントを選択させる。自陣10ydというフィールドポジションからの攻撃、RB#27端の左オープンラン、WB#21奥村へのパスで コンスタントに前進、あっという間に1Qが終了。 【第2Q】 続くオフェンス、パスを試みるも相手ディフェンスの巧みなパスカバーにより攻守交代、相手陣40ydより立命館の攻撃となる。 ランプレーで中央から崩そうと試みる立命館、啓明DL#58原、#68森下の堅守によりスリーアンドアウトとした。しかし、自陣深く蹴り込まれたパントから エンドゾーンを背負った攻撃シリーズ、立命館ディフェンスの堅守に阻まれ、啓明オフェンスはあえなくパントを選択。啓明陣45yd、立命館は好フィールド ポジションからの攻撃。立命館#12のラン、#7へのパスでテンポ良く進まれ、立て続けのランプレーで立命館オフェンスに押し込まれ、先制タッチダウンを 奪われた。TFPも決められ0-7となった。 失点後の啓明オフェンスシリーズ、前半残り時間僅かの中自陣45ydからの攻撃。パスプレーを続け、WR#81善積のパスキャッチ、#27端の中央ランプレー により前進したものの得点できず前半終了。 〜後半〜 啓明のキックにより試合再開。啓明ディフェンスが始まる。 【第3Q】 立命館の後半ファーストシリーズ。立命館QB#4を中心にパスとランを巧みに織り交ぜる巧みな展開をみせる。後手に回る啓明ディフェンス。 それを見透かしたかのようなリバースプレーなど立て続けに前進され、追加点を許す。その後の立命館TFP、スナップが乱れホルダーがジャックルする も立命館#7が拾いエンドゾーンへ走り込み0-15とされた。 立命館キックがタッチバックとなり、巻き返しの啓明オフェンス。中央のラン、ミドルパスを試みるがパスインターセプトにより攻守交代となった。 絶対に失点を出来ないディフェンス。立命館オフェンスのラン、パスがリズム良く決まりじわりじわりと前進される。 【第4Q】 立命館オフェンスのファーストダウン。立命館QB#4からWR#7へのロングパスを通され更にタッチダウンを奪われる。TFPも決まり0-22となった。 何としても得点したい啓明オフェンスが自陣30ydから始まる。啓明QB#18並のパスを中心に展開。啓明RB#28稲原、#8上坂のランも絡めて立命館陣へ と進む。続くパスプレー、啓明#81善積のパスキャッチの後のランプレー。左サイドに展開しようとしたオープンプレーが崩れ、啓明#QB18並がキープラン! 切れ上がり35ydを駆け抜けタッチダウン!!TFPは失敗したものの6-22となった。 その後キックを終え啓明ディフェンス。立命館オフェンスに押し込まれたものの失点は許さず試合終了を迎えた。 今回は残念な結果となりましたが、春シーズンの反省と夏の特訓を経て、成長が垣間見る事ができた試合でした。 幸い一次リーグの突破が決まっている事もあり、この試合で得た経験値が次戦以降の結果に現れる事を期待したいと考えます。 次はトーナメント一回戦。引き続き応援の程、宜しく御願い申し上げます。 |