Jr.SAINTS

関西代表決定戦 vs ジュニアインパルス

日時:2025年12月21日  会場:MKタクシーフィールド  

対戦チーム:ジュニアインパルス(チェスナットリーグ代表)

第12回日本中学生アメリカンフットボール選手権大会関西代表決定戦が、雨のMKタクシーフィールドで行われ、啓明学院中学校はジュニアインパルスと対戦した。

前半、啓明学院はQB#12早原を中心に攻撃を組み立てる。QB#12早原のラン、WR#30高原やRB#80山本を絡めたパスで敵陣へ迫る場面を作ったが、ゴール前では相手ディフェンスの集中力に阻まれ得点には至らない。守ってはSF#8早川のインターセプト、LB#0村上の鋭いプレッシャー、DL#65西本の当たりが光り、我慢の展開の中でも流れを渡さず、前半は0-3と僅差で折り返した。

第3クォーター、ミスが重なりスコアは0-17。苦しい状況でも、啓明学院の選手たちは崩れなかった。第4クォーター、相手のスナップミスをLB#0村上が確実に押さえ、流れを引き寄せると、敵陣1ydsからQB#12早原が押し込み、反撃のタッチダウンを奪う。

続くキックオフ。K#7西村が選択したのはオンサイドキックだった。雨で不規則に跳ねるボールに、RB#80山本が誰よりも早く反応し、体を投げ出してボールをカバー。啓明学院に再び攻撃権をもたらす。この流れからTE#0村上へのスクリーンパスが決まりタッチダウン。14-17と一気に点差を詰めた。

さらに次のキックオフ。オンサイドを強く警戒する相手を前に、K#7西村は冷静に相手陣奥深くへ正確なキックを蹴り込む。誰もいないスペースに落ちたボールへ、RB#80山本が全力で駆け込み、相手より一歩早くボールを押さえた。キッカーの判断力と精度、そして山本の集中力が噛み合った、試合の流れを決定づけるプレーだった。

敵陣1ydsからQB#12早原が右サイドへ飛び込み逆転。守ってはCB#7西村のパスカット、DL#51財満の中央での粘り強い対応が相手の反撃を封じる。終盤にはQB#12早原のランで追加点を奪い、スコアは28-17。啓明学院が激闘に終止符を打った。

圧巻の大逆転劇。追い上げるたびに観客席のボルテージも最高潮に達し、歓声と感動が渦巻いた。最後まで気を抜くことなく戦い抜いた選手たちが呼び込んだ大逆転勝利は、「すごい」の一言では足りない、まさに激勝だった。

次はいよいよ1月、日本一をかけた一戦。泣いても笑っても、このメンバーで戦えるのはあとわずか。 積み重ねてきた時間と、この試合で得た確かな自信を胸に、最後の舞台へ挑む。

このチームなら、きっとまた心を震わせる試合を見せてくれるはずだ。