Jr.SAINTS

2023年 日本中学生選手権予選 vs 六甲学院

2023年10月9日 10:00 キックオフ 
試合会場:六甲学院グランド
対戦校:六甲学院中学

1Q2Q3Q4Q合計
啓明学院142141
六甲学院

 第10回日本中学生アメリカンフットボール選手権が開幕となりました。リーグ戦初戦の相手は六甲学院中学。六甲学院グラウンドで通常より狭い80ヤードのフィールドでの試合となった。
 
 前半は啓明学院のキックオフで試合開始。キッカーは#59平岡。ナイスキック、ナイスカバーで六甲学院の前進を許さない。
敵陣21ヤード地点からの六甲学院オフェンスのファーストプレーは中央のラン。啓明学院ディフェンスはDL、LBの早い集まりで1ヤードのゲインに抑え込む。2nd-9ydsでWRへのヒッチパスをDB#25清水が素早い反応で1ヤードのロスタックル。3rd-10ydsのQBランではファンブルを誘い、啓明学院ディフェンスDL#63西川がリカバー。絶好のフィールドポジションでの攻守交替となった。敵陣22ヤードからの啓明学院オフェンスは、QB#1中山のスクランブルでファーストダウンを更新。ゴール前9ヤードからのプレーは、スナップが乱れ6ヤードのロスするも、3rd 15ydsでWR#7飯田へのパスが成功し、タッチダウン。最高の形で最初のオフェンスシリーズを終えた。啓明学院7-0六甲学院。
続く、敵陣26ヤードからの六甲学院オフェンスではDB#88田中がインターセプト。インターセプト後の反則で罰退したものの、敵陣30ヤード地点で攻守交替となった。啓明学院は、RB#0木田のオープンのラン、RB#24石田、RB#0木田、RB#10宮原の中央のランと怒涛のランオフェンスを展開し、最後はQB#1中山のQBスニークでタッチダウン。啓明学院14-0六甲学院。
敵陣33ヤードからの六甲学院のオフェンスを、DL#58原がロスタックル。その後、DL#77福西、DL#58原がQBサックを連発し、パントに追い込む。パントリターンでは#7飯田が右オープンを駆け抜け、敵陣23ヤードからの啓明学院オフェンス。攻撃権を得た啓明オフェンスは、オプションプレーからRB#0木田の力強い走りでゴール前8ヤードへ。RB#33尾崎の中央のランでゴール前1ヤードまで前進すると、最後はRB#10宮原のランでタッチダウン。啓明学院21-0六甲学院。
敵陣30ヤードでの六甲学院のオフェンスでは、DB#88田中が再びインターセプト。自陣39ヤードでの啓明学院オフェンスはパスを選択。六甲学院のパスラッシュでプレーが崩れるも、QB#1中山がWR#17村尾に冷静にパスを投じ、ファーストダウン更新。敵陣18ヤードからRB#25清水の中央のランでゲインした。次のプレーでホールディングの反則で罰退するも、WR#13永田へのパス成功で陣地を挽回し、オプションピッチを受けたRB#0木田が右オープンを走り抜け、タッチダウン。啓明学院28-0六甲学院。
敵陣30ヤードからの六甲学院オフェンスをファーストダウン更新させずにパントに追い込むと、#58原がパントブロック。敵陣20ヤードで攻守交替となる。啓明学院オフェンスは、QB#1中山が左奥エンドゾーンにパスを投じ、WR#13永田が難なくダッチダウンレシーブ。啓明学院35-0六甲学院。
六甲学院オフェンスは時間を流して、前半終了。点差が開いているため、後半は時間を流して試合が行われた。

 後半は啓明学院のキックオフレシーブで開始。#7飯田のナイスリターンで敵陣38ヤードからのオフェンスとなった。
RB#33尾崎の中央のランでファーストダウンを更新すると、RB#25清水、RB#10宮原のランで前進。3rd-6ydsでスナップが乱れ、ロスとなったが、4thダウンでギャンブルを選択。後半より交代したQB#0木田がWR#13永田へのパスを成功させ、タッチダウン。TFPのキックは外れた。啓明学院41-0六甲学院。
その後の六甲学院のオフェンスでは、QBのスクランブルを許し、この試合初めて自陣に攻め込まれたが、相手のミスにも助けられ、パントに追い込む。
自陣15ヤードからの啓明学院オフェンスは、QB#2田丸がTE#84西原へのパスを成功させるも、その後のオフェンスが進めず、パントとなった。
六甲学院の最後の攻撃では自陣まで攻め込まれるも、要所を締めくくり、得点されることなく試合終了となった。


オフェンスは、基本的なプレーを選択し試合を進めていた。夏を超え、バックス陣の成長が著しい。
ライン陣のブロック、パスプロテクションが強固であることが強みと感じる。
ディフェンスは、DLが六甲学院OLを圧倒していた。完璧なディフェンスであった。
持っている力を出し切り、次戦も勝利し、リーグ1位で決勝トーナメントに進んでほしい。