Jr.SAINTS

2023年 日本中学生選手権 2回戦 vs 立命館宇治

2023年11月26日 13:00 キックオフ 
試合会場:長浜バイオドーム
対戦校:立命館宇治中学

1Q2Q3Q4Q合計
立命館宇治678728
啓明学院00000

第10回日本中学生アメリカンフットボール選手権決勝トーナメント2回戦の相手は立命館宇治中学。長浜バイオ大学ドームでの試合となった。

 前半は啓明学院のキックオフで試合開始。K#59平岡が左奥に大きく蹴りこんだが、立命館宇治リターナー#11が右サイドをスピードで駆け抜け、そのままタッチダウン。思いがけない先制パンチを食らってしまった。TFPのキックは外れた。
啓明学院0-6立命館宇治
立命館宇治のキックオフで試合再開。リターナー#7飯田の好リターンで、自陣30ヤードからの啓明学院オフェンスとなる。2ndダウンのプレー時にスナップのエクスチェンジミスが発生し大きくロスしたことが影響し、ファーストダウン更新至らず。
敵陣36ヤードからの立命館宇治オフェンスは、WR#11へのヒッチパスで大きく前進。自陣48ヤードからの立命館宇治の攻撃を啓明学院ディフェンスが踏ん張りファーストダウンを更新させず。
自陣23ヤードからの啓明学院オフェンスは、ランパス共に機能せず、攻撃を終える。
敵陣47ヤードからの立命館宇治オフェンスを、CB#25清水のナイスパスカバーで封じ、その後のDL陣のプレッシャーでファンブルを誘発し、リカバー。敵陣35ヤードで攻撃権を得た。
QB#1中山のランでファーストダウンを更新し、その後、タッチダウンを狙ったパスがキャッチミスという不運もあったが、4thダウンでWR#13永田のナイスレシーブでファーストダウンをさらに更新。敵陣12ヤードからの攻撃では、ランプレーのロスが響き、FGトライ。K#13永田のキックは、立命館宇治にブロックされ、不成功。無得点での攻守交替となる。
敵陣20ヤードからの立命館宇治の攻撃では、WR#11へのロングパスを決められ、さらに反則も犯してしまい、自陣21ヤードまで攻め込まれてしまった。その後、立命館宇治オフェンスにランプレーを連発され、ファーストダウンを更新されてしまう。しかし、ここで啓明学院ディフェンスが踏ん張る。相手のオプションピッチミスを逃さず、大きくロスさせると、パス攻撃も封じ、最後はDL#58原、#63西川がプレッシャーをかけ、QBサック。自陣37ヤードで攻守交替となった。
今日の啓明学院オフェンスはリズムが掴めない。プレッシャーを感じたQB#1中山のパスも浮き気味となり、ファーストダウンを更新できず。
敵陣40ヤードからの立命館宇治オフェンスではパス、ランを封じ込めるも、最後はヒッチパスを受けたWR#11に右オープンを走られそのままタッチダウンを奪われてしまった。
啓明学院0-13立命館宇治。
自陣37ヤードからの啓明学院オフェンスの2ミニッツオフェンス。何とか点を取っておきたい。WR#13永田へのパス、QB#1中山のスクランブルでファーストダウン更新。敵陣44ヤードまで攻め込んだ。反則で後退するも、WR#13永田へのパスが決まり、陣地を挽回。QB#1中山のスクランブルでファーストダウン更新かと思いきや反則で罰退。残り時間も少なく、タッチダウンを狙ったパスを選択。狙い通りレシーバーもフリーとなったが、痛恨のキャッチミス。しかし、ここで立命館宇治の反則が発生し、ファーストダウンを更新した。敵陣24ヤードからの攻撃は、残り時間少なく1プレーしかできない。WR#13永田へのパスを成功させるもエンドゾーンには届かず、タイムオーバー。前半終了となった。

 後半は啓明学院のキックオフレシーブで開始。リターナー#7飯田のナイスリターンで自陣39ヤードからの啓明学院オフェンスとなる。
RB#0木田の中央のラン、WR#7飯田のリバースプレーで前進できず、WR#17村尾へのパスもボールが逆リードとなり、不成功。ファーストダウンを更新できず、パントとなる。
敵陣30ヤードからの立命館宇治オフェンスにQBラン2回でファーストダウンを更新されるも、要所でDL陣がQBにプレッシャーをかけ、パントに追い込む。その後、立命館宇治のパントでは、タッチバックを狙ってリターナーは見送ったが、不運にもエンドゾーンを通過せず、自陣6ヤード地点でボールが止まってしまう。
自陣6ヤードからの啓明学院オフェンスは、ファーストダウンを更新できず、パントとなった。エンドゾーン近くでのパントであったため、陣地を挽回できず、自陣25ヤードで立命館宇治に攻撃権を渡す。
立命館宇治のパス攻撃をDL#58原がパスカット、QBのオープンランもLB#24石田が前進を許さない。しかし、再びWR#11へのヒッチパスで右オープンを走られ、タッチダウンされてしまう。TFPでパスを決められた。
啓明学院0-21立命館宇治。
自陣43ヤードからの啓明学院オフェンス。何とか点を返したいが、WRのキャッチミスもあり、ファーストダウンを更新できず。パントはスナップが乱れたが、パンター#13永田がディフェンスを上手くかわして、敵陣33ヤードまで蹴りこんだ。
これ以上、点をやれない啓明学院ディフェンスは、立命館宇治にファーストダウンを1回更新されるが、パントに追い込む。
自陣24ヤードからの啓明学院オフェンスは、QB#1中山のスクランブルでファーストダウン更新。ロングパスで起死回生を試みるもWRの足が止まってしまい、成功しない。キャッチミスもあり、リズムに乗れない。ギャンブルを選択するもパス失敗に終わる。
啓明学院ディフェンスも頑張りを見せる。LB#88田中が早い上がりでロスタックルを見舞う。DL#65加藤のQBサックもあり、ファーストダウンを更新させない。
自陣39ヤードからの啓明学院オフェンスは、DLのプレッシャーを止めきれず、ロスしてしまい、ギャンブルも失敗。自陣32ヤードで攻撃権を渡してしまう。
啓明学院ディフェンスは早い集まりでランプレーでの前進を許さない。しかし、三度WR#11へのヒッチパスで右オープンを走られ、タッチダウンを奪われる。TFPのキック成功。
啓明学院0-28立命館宇治。
自陣38ヤードからの啓明学院オフェンスは、QBスクランブルで前進はするが、ギャンブルも失敗に終わり、ファーストダウンを更新できず。
自陣42ヤードからの立命館宇治オフェンスにファーストダウンを更新されるも、気持ち負けずに4thダウンに追い込む。最後もランプレーをしっかり止めて、攻守交替。
自陣25ヤードからの啓明学院最後のオフェンス。QB#1中山の投じたパスは、立命館宇治にインターセプトされ、試合終了となった。

スピードのあるWRを止めるために工夫して3menDLで臨んだ試合だったが、厳しい結果となってしまった。オフェンスもいいプレーは散見されたが、要所でのミスが無得点という結果となってしまったように感じる。

勝負では負けましたが、この一年、大いなる成長を感じることができたチームであったように思います。

感動をありがとう。